アセンブラ

アセンブラ
英語では、 assembler アセンブルする人
アセンブルって、のは組み立てるっていう意味だから、組み立てる人のことなんだけど
コンピュータ用語では、コンピュータのCPU(中央演算処理装置)の機械語に直接翻訳される、機械語と一対一で対応している命令で書いたプログラムやその変換ソフトのことになる。
機械語ってのは、コンピュータのCPUが直接理解してる命令のことで、たとえば、レジスタっていうCPUの内部の記憶領域に対して、外部のメモリ(この場合はCPUから見て外部だけど、コンピュータとしてみると内蔵されているメモリのこと)のある場所からデータを読み込めとか、ある場所に書き込めとか
レジスタの値にある値を足せとかそういう基本的な命令のこと
CPUの種類によって、この命令の数は違うしどんな命令があるかも違うんだけど、
基本的にはメモリの読み込み、書き出し、演算(足し算引き算、ビット単位のアンドかオアとか)そういう命令がある。
で、CPUってのは後にも先にもこれしかできない。
最近久しぶりに仕事でアセンブラでプログラムを書いているんだけど、コンピュータの中をすべて把握して書かないといけないから、本当にコンピュータにプログラムしているっていう気になれる。
高級言語(CとかC++とか、PHP、Perl、Javaなんかも)を使って、高級なOSの上で作業していると、コンピュータって賢くていろんなことをやってくれる様な気がするけどアセンブラでプログラムを書いていると、やっぱりコンピュータは馬鹿なんだっていうことを実感する。
メモリから読み出したり書き込んだり足したり引いたりしているだけなのに、結果としていろんなことができてしまう。
ある種の感動を覚える。
やっぱりプログラムの基本はアセンブラだな。
って年寄り臭いかなぁ

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コピーコントロールCD

CCCDについて、ちょっと興味を持って、調べてみた。
といっても、Amazonを検索しただけなんだけど
現在ポピューラーミュージックのジャンルでAmazonが扱っている10353件のCDの中で、CCCDになっているのは3397件約3分の1がCCCDになっている。
これを多いと見るかどうかは人それぞれだろうが、ここ3ヶ月(2月以降)だけを見てみると441件中84件約5分の1になってしまう。
またこの期間にCCCDを発売しているのは、ほとんど東芝EMI(85件中76件)でエイベックスは2件だけ
あれだけ、CCCDに力をいれていて、全部CCCDにしたエイベックスが、プロデューサの判断になったとたんにこの状態。
結局東芝EMIだけがCCCDを出していることに成ってしまっている。
だいたいGigabeatを売っている東芝の関連であるはずの東芝EMIがCCCDを出す段階でどうかと思うけどそれはおいといて、それにしてもひどい状態である。
CCCDってなんだったんだろう。
これを見ても結局どこもCCCDにしたことでなんら売り上げの増加が無かったということを証明していることにならないだろうか。
結局CCCDを開発した会社にだまされただけってことなんじゃないかなぁ。(だまされたという言い方は悪いかな?)
音楽CDの規格REDBOOKを逸脱し、消費者のCDプレイヤに不必要な負担をかけて、CDプレイヤメーカからは再生保証できないと言われ、音質を劣化させて、個人の権利である、購入したCDを聞くことに制限を加えて、結局儲かったのはCCCDを開発した会社だけってことになるのか?
ちなみに日本で使われたほとんどのCCCDはイスラエルの会社が開発したCDSというものだったわけでイスラエルの会社だけが儲かったわけだ。
こんな馬鹿騒ぎは二度となければいいと思うんだけど、結局自分の商品が売れない理由を他に求めたい開発者、制作者は後を絶たないだろうから、同じことを繰り返すんだろうなぁ。

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二の舞?

気になるニュース
asahi.com: 衝撃! 次世代DVDのハイビジョン映像があなたのテレビで見られない!?
次世代DVDのHD(高画質)画像を見るには、特別な端子が要ることに成りそうだという話。
次世代DVDの話ではソニーと東芝が提携して、共通規格を作ることになりそうな雰囲気で、こちらはベータ対VHSの二の舞を舞わずにすみそうなのに・・・
著作権保護という理由で、再生には特別な端子の付いたテレビが必要となるということらしい。
つまり、その特別な端子をつけるには、多分何らかの特別なチップかライセンスが必要で、きっとDVDデッキやパソコンの部品などの録画可能な機器には取り付けることを禁止するんだろう。
そうすることで、録画可能な機械にはHD画像が送り出せなくなって、コピーを防げるという話なのだと思う。
著作権団体は例によって、コピーできるたら売れないという主張をしているのだろう。
しかし、最近聞かなくなった、 CCCD(コピーコントロールCD)のことを思い出しても
結局コピーできなくしても、CDの売り上げはふえなかったんじゃないだろうか。
もし増えたのであれば、ほとんどすべてのCDがCCCDになるはずなのに、結局 みんなCCCDはやめてきている。(CCCDの旗手Avexですら、個々のプロデューサの判断ということになった)
CCCDにするコストをかけるくらいなら、普通のCDで売った方が結局利益が多いという判断になったのだろう。
つまり、CCCDにするメリット(売り上げの増加)は無かったということだろう。
最初CCCDを導入したときの気勢はどうなったのだろうか。
違法コピーがCDの販売量を減らしていると主張して、CCCDを導入したはずなのに
CCCDにしても結局CDの販売数は増えないばかりか、減ってしまったのではないだろうか。
あのとき、違法コピーがCD販売減少の原因だと主張した人たち、出てきて話をしてほしいものだ
そして、CDの売り上げが落ちたのは違法コピーが原因ではなく、質が悪かったからだって認めるべきだと思う。
結局CDにしてもDVDにしても中身がよければ、コピーできてもできなくても買う人は買うし
買わずにコピーする人はきっとコピーできなければ買わないだけなんだろう。
つまりコピーできるとしてもできないとしても売り上げは変わらないってことになる。
もちろん違法コピーはよくない。
でも、CCCDや今回のDVDの件は合法なコピーすらできなくしてしまうところが問題。
CCCDはiPodやGigabeatに代表されるHDD内蔵携帯音楽プレイヤーにコピーできないという理由でCDを買うことをためらわせる。
実はこれが原因で買わないCDやレンタルしないCDもある。
個人の利用の範囲内で、購入したCDを再生用の機械にコピーすることすらできない。
全く合法なはずなのに。
また、それによって、著作権者はなんの損害も受けないのに(買った人が自分で聞くためにコピーするんだから当然だ)
結局コンテンツの質が悪くて売れないのを、違法コピーのせいにしたかっただけとしか思えない。
質が良ければファンはできるし、ファンは購入する。
娘にも、アーティストのファンなら、違法コピーなんかしちゃいけないと教育している。
自分が買うことで好きなアーティストが儲かるんだからそんな嬉しいことは無いだろう。
また、好きじゃないアーティストのCDをわざわざ手間をかけてコピーする意味は無いだろう。
つまり、違法コピーをする必要なんか何もないということに早く気づくべきだと思う。
違法コピー対策をしなければならないのは、好きでもないのに買わないといけない某OSくらいじゃないだろうか。
早くフリーのOSが主流にならないかなぁ
でもLinuxは嫌いだけど・・・
アプリケーションは必要な人が買うものだから有料でも全然問題無いと思うんだけど、好きでも無いし、必要でもないのに、本来必要なソフトを使うためにはどうしても買わないといけないという抱き合わせ販売みたいな有料OSはどうも気にくわない。
だれか抱き合わせ販売だって提訴してくれないかなぁ。
SunだってSolarisをオープンソースにしたんだから

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論理の裏返し

夜中にふとテレビをつけると、変な番組をやっていた。
芸能人が変な仮説を主張し、それに学者達が同調したら、研究費という名目のお金がもらえるという番組だった。
はじめから見ていなかったので、タイトルは分からなかったが、とりあえずタイトルはどうでもいい。
その中で、ある統計を出して、睡眠は健康によくないという仮説を主張していた。
その統計というのが、睡眠時間が7時間未満の人と10時間以上の人を比較すると、
心臓疾患による死亡率が倍も違うというのだ。
これだけを見ると、睡眠時間と心臓疾患に相関性が有るように思える。
また、一般の人はきっとこれを見て、寝過ぎるのは心臓に良くないと簡単に信じてしまうだろう。
しかし、この主張には大きな問題点がいくつかある。
まず、心臓疾患が有る人は一般の人より疲れやすいんじゃないだろうか。
つまり心臓疾患があったら、睡眠時間が延びるってことはないだろうか?
だとしたら、睡眠時間の長さは心臓疾患の結果であって、原因じゃない。
また、睡眠時間が長いというのはたとえば他の疾患があったりしないだろうか。
単純になんらかの疾患で入院している患者は睡眠時間が長いだろう。
別の疾患が原因で心臓に負担をかけるのはよくある話だ
この場合、睡眠時間と心臓疾患は一つの原因からの二つの結果にすぎない。
また他にも、睡眠時間が短い場合、無理をしている可能性が高いので他の疾患が増えて、死亡原因として心臓疾患になる可能性が減るのではないかということも考えられる。
つまり、二つのデータに相関性がある場合、
どちらかが原因でもう一方が起こっていると簡単に断定してはいけない。
・結果と原因が逆になること
・別の見えない原因が二つの結果を起こしていること
・原因が別の結果を引き起こしその結果が問題としている結果として現れること
など十分考えなければならない。
医学に限らず、こういった話では、この因果関係の逆転や別の原因からの二つの結果、因果関係の長さという可能性を
ちゃんと排除できるような統計の取り方を考えてやらなければならない。
また単純な統計から安易に結論を導き出すのは厳に慎まなければならない。
統計ってのはどんな嘘でもつけるので、数字がでているからといって、無条件にその結論を信じてはいけない。
たとえば、喫煙者と非喫煙者の認知症(いわゆる痴呆症)の発生率を比較すると
きっと喫煙者の方が認知症の発生率が低いとでるんじゃないだろうか。
もし、こういう結果が出たとして、だから喫煙は認知症の予防になると言えるだろうか。
実は喫煙者は非喫煙者より寿命が短く、認知症になる前に死んでしまって、単に認知症になれないということなのかもしれない。
たしかに、ある意味予防ではある。
早く死んでもいいから、認知症にはなりたくないって場合は、喫煙すればいいってのはいえるかもしれない。
しかし、普通これは予防になっているとは言えないだろう。
すべての病気の予防には、自殺がもっとも効果的ってことになってしまうのが認められるわけがない。
「なになにをする子は成績がいい」「こういう人は癌になりにくい」 など世間で言われている数々の主張は今一度ちゃんと考えて見た方がいいと思う。

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永遠の真理

なんか、宗教っぽいタイトルですが、
数学の世界では、一度証明が確認された定理は絶対に覆ることはありません。
世の中がどんなにかわろうと、科学がどんなに進歩しようと、数学の世界では定理は絶対です。
なんていうと、世の中絶対なんてものはないだろうという声が聞こえてきますが、数学の世界では定理は絶対正しいのです。
なぜなら、定理というのは、「ある前提がなりたてば必ずこの結果が導かれる」ということを表現したものです。
つまり、前提があって、結果がある。
前提が成り立たない状況では結果は保証されませんから、実は絶対に覆ることはないといいつつ、前提に依存した相対的な真理なわけです。
数学では、前提から結論を導くだけで、その前提の妥当性だとか、現実性なんて気にしません。
だから、前提がいかに現実ばなれしていても、ある前提を仮定したかぎりにおいては、結果がこうなるというのは常に正しいわけです。
その点他の科学は異なります。あくまで現実があります。
どんなに精緻な理論でも現実に合わないものは、正しくないのです。
「もし現実がこうだったら、こうなる。」
という仮定の話をいくら積み上げても、現実がそうでなければ、話になりません。
そういう意味で、数学は現実から逃げているともいえます。
あえていうなら、典型的な机上の空論です。
もちろん現実に即した前提をおけば、現実に即した結果が導かれるのはあきらかですが、その前提が現実に即しているかどうかというのはあくまでも数学の外の話ですから、実はその前提が現実に即していなかったというのはよくある話です。
たとえば、ニュートン力学は当時の物理学の測定精度の中では、とても現実をよく表すものでした。
しかし、現在の測定精度では、ニュートン力学では誤差がでてしまいます。
それを現実により近づけたものが相対性理論です。
結果、ニュートン力学は相対性理論的な力学の近似となってしまいました。
相対性理論だって、現実を完全に記述しているかどうかはまだわかっていません。というか、多分永遠にわからないでしょう。
もしかすると現実はもっと違った理論が必要で、相対性理論はその近似であったということになるかもしれません。
同様に他の科学でも、同じことがいえます。
新しい実験事実や観測事実がでてきたらこれまで定説であったものが、近似になってしまうことはよくある話です。
もちろん、近似という範囲では、とてもよい近似であったから定説になったわけで、間違いではない場合がほとんどですが、中には完全に否定されてしまう理論もあったりします。
しかし、数学の定理は、どんな実験結果がでようとそんなことには関係なく、「もしこういう前提が成り立てば、こうなる」としかいわないので、常に正しいのです。ずるいですね。
そういう意味で、数学というのは、自然科学の中で、一番自然からはなれた科学かも知れません。

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恐竜の細胞

asahi.com: 6800万年前の恐竜化石から細胞・血管 米で発見
と言うニュースを見た。
すごい、6800万年前の細胞が化石にならずに見つかった。
マンモス復活どころじゃない。
もしかするとDNAも取り出せるかも知れないらしい。
そうすれば、ヒトゲノムじゃないけど、解析して、進化の課程がかなり詳細に解明されるはずだ。
今は骨格の類似性とかをもとに、恐竜は鳥に進化したというのが定説になりつつ有るみたいだけど
実は全然違ったりして。
ほんの20年ほど前までは恐竜は進化して爬虫類になったといわれていたと思うんだけど、
科学の世界は新しい発見1つで、ひっくり返るから面白い。
だから前までは恐竜は変温動物と言われていたけど、今は恒温動物だったのではないかと言われている。
DNAが解析できれば、この辺が一気に進むだろう。
何年かあとの教科書には、本当の恐竜の姿が描かれることになるかもしれない。
だいたい今の恐竜の絵は結局想像でしかないので、昔のドラゴンの絵と大きく変わるわけじゃないから。
ジュラシックパークの実現には、まだまだだろうけど、それでも1歩近付くことは間違いないだろう。
やっぱりなんかすごい。

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生体認証

生体認証(バイオメトリクス認証)
最近テレビCMでIBMのThinkPadの指紋認証のが流れているのをご存知だろう。
PCの起動に指紋を使うという技術は、数年前から、Panasonicなどに搭載されていた機能で、別にIBMが先駆けてやったというようなものじゃないんだけど
CMの影響で、これが最初みたいな印象をもった人もいるかも知れない。
ま、それはおいといて、世の中バイオメトリクス認証がはやっている。
銀行のカードの認証が、手の平の静脈認証だったり、今度みずほと郵便局が指の静脈認証を導入したりするらしい。
たしかに、暗証番号と違って、他の人には真似できないので、セキュリティ上はいいことなんだけど、
生体であることを確認しない認証(指紋など)は、別の危険をはらんでいることを十分考えておかないといけない。
以前から、セキュリティの専門家たちの間ではいわれていたのだが、指紋認証を使用した場合、そのセキュリティを破るために、指を切り取られる危険があるということである。
映画なんかではよくある話だが、実際にそういう事件がおこったらしい。
以下の記事は、BBCのニュースで英文だが、
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4396831.stm
要するにマレーシアで、指紋認証を搭載したベンツを奪おうと、
所有者の指を切り取ってもっていってしまったらしい。
これがキーだったら、指を切られることはなかっただろう。
すべてのセキュリティはそのシステムの中の一番弱い部分の強度に依存する。
これまで一番弱い部分はキーであったり、暗証番号、印鑑だったりしたのだが、バイオメトリクス認証の場合、弱い部分が人そのものになってしまう可能性がでてきた。
車の鍵を壊すより、人の指を切る方が楽だったってことだろう。
静脈認証などの場合、血流がないとだめなので、手首から先を切り取っても使えないのだが、世の中の犯罪者に対して、使えないんだということを十分知っておいてもらわないと、本当は使えないのに使えると思って切り取るやつがでてきたら困る。
今後、銀行なども、切り取った指や手首では使えないということを大々的に宣伝してほしいものだ。
預金と手首のどちらが大事か考えたとき、やっぱり手首の方が大事だから、まだしばらくは、生体認証は使わないでおこう。

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メインページの表示

メインページは直前の数日分だけ表示するようになっていたので
更新しないと、表示が消えてしまっていたらしい。
ということで、直前5件分を表示するように変えたから、これで更新しなくてもトップページは残ることになった。(^^)
って、更新しろよな>自分

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アジア最終予選

とりあえずバーレーンには勝てた、
勝たせてもらった?
まぁ、ゴール前の混戦に持ち込んだ日本側の攻撃の結果と思えばオーンゴールもれっきとした得点である。
って、3月末から、4月にかけて、ちょっと忙しかったので、全然更新してなかったら、4月に入ってからなにも書いてなかったので、メインページがなにもなしになっていた。
とりあえず、サッカーワールドカップ、アジア最終予選勝ち点6で二位につけている。
次の試合は6月に入らないとないのがちょっと寂しいが、
しばらく静かに待つしかないな

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ワールドカップ最終予選

イランに負けた
もう少しだったのになぁ、残念。
最近負ける試合を見てなかったから、ちょっとショック
とりあえずグループBの2位までになればいいから、別にイランに負けてもこれといって問題は無いんだけど、次のバーレーンは負けられないな。
1次予選は当たり前の様に全勝で来たから、この調子で勝てればいいなぁ、と思っていた。
また、その後に行われた韓国対サウジアラビアで、韓国が日本の後を追うように負けてしまった。
別につきあわなくてもいいのに。

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