コピーコントロールCD

CCCDについて、ちょっと興味を持って、調べてみた。
といっても、Amazonを検索しただけなんだけど
現在ポピューラーミュージックのジャンルでAmazonが扱っている10353件のCDの中で、CCCDになっているのは3397件約3分の1がCCCDになっている。
これを多いと見るかどうかは人それぞれだろうが、ここ3ヶ月(2月以降)だけを見てみると441件中84件約5分の1になってしまう。
またこの期間にCCCDを発売しているのは、ほとんど東芝EMI(85件中76件)でエイベックスは2件だけ
あれだけ、CCCDに力をいれていて、全部CCCDにしたエイベックスが、プロデューサの判断になったとたんにこの状態。
結局東芝EMIだけがCCCDを出していることに成ってしまっている。
だいたいGigabeatを売っている東芝の関連であるはずの東芝EMIがCCCDを出す段階でどうかと思うけどそれはおいといて、それにしてもひどい状態である。
CCCDってなんだったんだろう。
これを見ても結局どこもCCCDにしたことでなんら売り上げの増加が無かったということを証明していることにならないだろうか。
結局CCCDを開発した会社にだまされただけってことなんじゃないかなぁ。(だまされたという言い方は悪いかな?)
音楽CDの規格REDBOOKを逸脱し、消費者のCDプレイヤに不必要な負担をかけて、CDプレイヤメーカからは再生保証できないと言われ、音質を劣化させて、個人の権利である、購入したCDを聞くことに制限を加えて、結局儲かったのはCCCDを開発した会社だけってことになるのか?
ちなみに日本で使われたほとんどのCCCDはイスラエルの会社が開発したCDSというものだったわけでイスラエルの会社だけが儲かったわけだ。
こんな馬鹿騒ぎは二度となければいいと思うんだけど、結局自分の商品が売れない理由を他に求めたい開発者、制作者は後を絶たないだろうから、同じことを繰り返すんだろうなぁ。

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