仕事場で雑談してて、学研の「科学」の話題になった。
私たちの世代にとって、学研の「科学」というのは、科学や技術というものの面白さを教えてくれた最大のものだといっても過言ではないだろう。
あの付録を開くときのドキドキ、ワクワクした気持ちは今でも忘れない。
あれがあったから私は今エンジニアをやっているとおもっている。
現在30代40代でエンジニアや研究者をやっている人で学研の「科学」を読んでなかった人はいないんじゃないだろうか。
ちょっと調べてみると、1979年には、発行部数600万部を越えていたらしい。
1980年の人口統計によると、その時点の7歳から12歳の人口は1173万人だったから、
簡単にいって半数以上の子どもが読んでいたことになる。
これは男女あわせた数字だから、男子だけにかぎればもっと割合が増えるのではないだろうか。
これをみても、今の日本の科学技術を支えているのは、学研の科学だといっても過言ではないだろう。
これからの日本の科学技術を支える子どもたちを作るために、子どもたちには学研の科学を読ませよう。
あの付録で遊ぶことが将来の科学技術の基礎になる。
私が小学生の頃は学研の科学は毎月学校に売りにきていた。
それが何故か学研のおばさんによる宅配に変わって、今はメール便で届く。
子どもの科学ばなれを起こしたのは、学研の科学を小学校で斡旋しなくなったからじゃないか?
今からでも遅くない、小学校で学研の科学を斡旋しよう。
うちのちびは、毎月学研の科学を心待ちにしているし、毎週朝日新聞の「かがくる」を食い入るように読んでいる。
がんばれ「学研」、まけるな「科学」
子どもの頃あまりに高くてかえなかった電子ブロック
大人になって復刻された瞬間、衝動買いした私は、今、真空管ラジオに食指が動いている。
マイキットもいいなぁ…
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