20カ月以下牛「リスクわずか」 BSEで安全委調査会 – asahi.com : 社会
食品安全委員会プリオン専門調査会ってよく知らないけど、
どうしてこういう発表って具体的な数字があまり出てこないんだろう。
01年に生まれた牛のうちBSEに20ヶ月以下で観戦した可能性が有るのは1-2頭というのはいいんだけど、母集団の数がわからないからそれがどの程度の率か全然わからない。
また、プリオンの量は500分の1から千分の1と言うんだけど、これもだからリスクがどの程度高いかが全然わからない。
で、結論として、「リスクはきわめてわずか」というのも意味不明、きわめてわずかってのはどの程度を言うんだろうか。
たとえば、現在の牛肉の平均消費量程度を10年食べ続けた場合、何人に一人がクロイツフェルトヤコブ病に感染する可能性があるんだろう。
それが1億分の1でも、日本で一人くらいは感染することになるんだけど、それはきわめてわずかなんだろうか・・・
普通の感覚では、1万分の1程度の確率だったら、きわめてわずかって言ってもいいと思うけど、
この場合は1億分の1でもきわめてわずかじゃないような気がする。
もともと、イギリスでも、クロイツフェルトヤコブ病の発症はピークでも年間で数十名、人口は5000万人くらいだから年間で、100万分の1程度の発症率となる。
当然これは「きわめてわずか」じゃないはず、それでなければ、何の対策もしなくてももともときわめてわずかってことになってしまうわけで
さて、やっぱりどの辺がきわめてわずかなんだろう。
なんでもかんでも、未定義の形容詞で話をするのはやめてほしいところだ。
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